ショートステイ(短期入所)のシステム、料金、利用方法までを徹底解説




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『仕事どうしても数日家を離れなければならない時』そうでなくて、特別な理由が無くても『365日毎日続く介護で心が壊れそうになった時』

数日で良いから誰か親の介護を変わって貰えないだろうか?

こんな風に思う事は誰だってあるはずです。そういったシーンで是非頭に入れておきたいサービスがショートステイ(短期入所生活介護)です。

私自身ギリギリの所で何度も救われたショートステイ。今回は「サービス内容」「受け入れ施設」「利用料金」といったショートステイを利用する上で気になるポイントを解説していきます。

ショートステイとは

ショートステイとは平時は自宅で介護を受けている方が一時的に介護施設に入所、宿泊を行えるサービスです。

特別養護老人ホーム、日常通っているデイケア等に短期入所し、入浴、排泄、食事などの介助やリハビリ等の介護サービスを行ってくれます。

日数としては1日から最長では30日まで対応していますが、実質的には施設の空き状況に余裕がない場合が多い事。

あまり日数が多くなると介護保険の上限を超えて自己負担になってしまう事から数十日連泊される方というのは稀です。

ショートステイを利用する目的は?

施設によってはリハビリが受けられたり、介護負担がさらにました場合施設入所に向けたテスト的な役割もあるかと思います。

ただしなんと言っても1番の目的は介護している側が介護から一時的に離れる事だと思いますし、それを目的とする事に後ろめたさを感じる必要はありません。

終わりが見えない中365日続く介護。一時的に介護から離れる事が出来ても在宅介護をしていれば数日介護から離れるという事は基本的にはできません。

ですからショートステイを上手く利用する事によって、リフレッシュする事が大切です。

医療系と福祉系。2つのタイプのショートステイ

一言にショートステイと言っても選ぶ場所によってその内容が変わって来ます。

具体的には、「短期入所生活介護」と「短期入所療養介護」の2種類に分かれます

施設の種類
短期入所生活介護
(福祉施設系)
短期入所療養介護
(医療施設系)
主な施設
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、有料老人ホームなど 介護老人保健施設、介護療養型医療施設など
主なサービス
日常生活のお世話+レクリエーション 日常生活のお世話+リハビリ+医療・看護ケア
対象者
比較的自立している人。デイサービスに通っている人 医療看護的な処置が必要な人。デイケアに通っている人

短期的な宿泊施設という点では両方とも同じですが、福祉系施設の場合は比較的自立した症状が軽い方が利用する傾向があります。

医療系に関しては、認知症が進んでしまっている方や、介護度が重く、リハビリ等の重要性が高い方が利用します。

ショートステイのデメリット(利用する上での問題点)

介護保険サービスで最大30日まで介護が必要な親を預ける事ができる。しかも症状に合わせてリハビリまで受ける事が可能。

日々在宅で介護されている方にとってはこれ以上無いサービスです。

しかし、実際に利用する上では良い所ばかりではなく、デメリット的な部分も理解しておく必要があります。

施設不足で思うように利用出来ない

最大30日、しかも途中で介護保険外で自費の利用日を挟めば制度上は永遠にショートステイを利用する事も可能です。

しかし、実際には増え続ける高齢者に対して施設の数が足りていない情況です。

勿論住んでいる場所や利用する施設等によっては、スムーズに希望した際にいつでも利用出来るという所もあるかもしれませんが、私の経験で言うと、最低でも数週間前でないと予約出来ないと言う場所が殆どでした。

ですから実際には緊急時のお願い出来る施設としては機能していない所が殆どだと思います。

認知症の場合はショートステイは注意が必要です

認知症の限った事ではありませんが、急激な生活の変化というのは症状の悪化を招く危険性があります。

中途半端に施設と自宅での生活をしてしまうと結果として大きなストレスを与えてしまう事もあるのです。

管理人
実際私もショートステイを何度も利用した後、老人ホームで親を見て貰う事になりましたが、家と施設を行き来している時はなんだか落ち着きが無くなってしまい、周辺症状も多くでるようになっていました

ですから、ショートステイに頼る事が多くなった場合には老人ホーム等の施設利用も検討した方が良いタイミングなのかもしれません。

ショートステイの利用料金

ショートステイのサービスは介護保険を利用でき、1日あたりで料金が区切られています。料金設定については若干複雑なのですが、具体的には以下の要素で料金が決定されています。

ショートステイの料金を決める要素
利用者の要介護度
要介護度が高ければ高いほど料金が上がります
施設の種類
一般的には福祉系の施設よりも医療系の施設の方が高額になります。
部屋のタイプ
多床型、従来型個室、ユニット型個室の順に高額

個別リハビリテーション実施加算、療養食加算、送迎加算、認知症ケア加算、緊急短期入所受入加算、重度療養管理加算、夜勤職員配置加算、若年性認知症利用者受入加算等の加算が条件によってあったりと料金のシュミレーションが複雑です。

ですから細かい料金シュミレーションについてはショートステイを検討している施設とケア間マネージャーに相談した方がいいと思います。




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