世帯を分割して節約。世帯分離のメリット、デメリットは申請方法は?




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健康保険料、介護保険料、介護保険の自己負担額など世帯所得によって決められている物があります。

つまり、所得が多ければ多いほどこれらの負担額というのは多くなって来ます。

そこで負担額を減らすために有効なのが世帯分離です。

世帯分離とは?メリットは何

世帯分離とは、住民票上の現在の世帯から世帯員の一部を分離し、世帯を別けてしまう方法です。その事によって世帯がばらばらになるので、世帯あたりの所得が下がり、結果として、税金や保険料等の負担が下がります。

母(78歳で特別養護老人ホームに入所中、息子夫婦と同居、年金年額72万円)この場合のシュミレーションをしてみます。

世帯分離すると、住民税非課税世帯になる母の介護保険料は5万7600円が3万円にダウン。

さらに入所している特別養護老人ホームのの費用が10万円5000円が4万5000円になります。

これは一例で、さらに特別養護老人ホームの費用と介護保険料のみを考慮したシュミレーションですが、他にも世帯所得によって負担額が変わってくるサービスというのは多くあります。

そのため、世帯分離をする事による金銭的なメリットを受けられるシーンというのは想像以上に多くある方が多いでしょう。

世帯分離のデメリットは?

ここまでメリットをお話してきましたが、世帯の情況によっては世帯分離がデメリットとなるケースも考えられます。特に1番可能性が高いのが、医療費や介護費に方が世帯に複数人いる場合。

医療費や介護費の負担を減らすための制度、→高額医療費制度高額サービス費制度などは世帯で合算する事が出来ます。

しかし世帯を分離してしまうと合算が出来なくなってしまうため、人によっては逆に負担が大きくなる可能性があります。

大抵の場合は金銭的なメリットが大きい場合も多いですが、情況によっては意味が無かったり、逆に負担が増えてしまうケースもあるので、このあたりは専門家の意見を聞いた上で世帯分離した方がいいかもしれません。

世帯分離の申請方法

世帯を別にするというとかなり大がかりな事という印象を持つ方もいらっしゃる思いますが手続き自体は即日で終わってしまいます。

世帯分離手続きで必要なもの

・本人確認書類(免許書等)
・印鑑
・国保の方は国民健康保険証
・国保の方は国民年金を支払っていくための通帳かそのキャッシュカード

この4点をもって管轄の市役所に行きます。

市役所で住民異動届を作成

市役所で世帯分離の手続きをしに来たと言えば『住民異動届』という書類が貰えるので、その書類に必要事項を記入して提出し手続きが完了です。

分からない事があれば市役所の人が教えてくれます。

世帯分離についてのまとめ

本来住民表は生活の実態に合わせて届け出るものです。ですから同じ家に住んでいながら世帯分離したり、節税のために世帯分離するというのは本来であれば全うな方法ではないのかもしれません。

そのため、世帯分離での節税は裏技を使っているようで後ろめたいという気持ちになる方もいらっしゃるかと思います。

ただし厚生労働省では『世帯分離による節約は、今の仕組みでは違法ではない』という見解を示しています(2014年7月21日日本経済新聞)

ですから、個人的な意見としては世帯分離によってメリットがあるのであれば、届け出を出すことに問題は無いと思っています。介護をする上では本当に多くのお金が必要になって来ますので、手元にお金残す事は大切です。




1 個のコメント

  • 家庭環境が複雑で世帯分離のメリットがイマイチ理解できていない部分があるのですが、詳しい話を聞く場合はどこで聞けば良いのでしょうか?

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