認知症とお金【節約方法と介護資金の作り方を解説】2019年版




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大切な人が認知症になった時。1番に心配なのは本人の病状だと思います。ですから、お金の部分までは、頭が廻らないという人が殆どだと思います。

しかし、実際介護を行って行く上で、お金の問題という最後までついて廻ります。

そこで今回は介護をして行く上で絶対必要なお金の話。『まとまった介護資金の作り方』『在宅でも出来る仕事』『認知症介護で覚えておきたい各種控除、手当』のお話をしたいと思います。

1.財産を整理して介護費用を捻出【まとまった資金の作り方】

『在宅介護が限界、仕事との両立がむずかしくなってきた』認知症が進むと必ずそういうタイミングが来ます。そこで問題になるのが施設入居費用。親の蓄え等があれば良いのですが、殆どの方にとって月数十万という金額は負担出来るものではありません。

そんな時にまとまったお金を用意出来る方法が財産の処分です。

ただし、不動産等の売却は金額も大きく、売却後即現金に変わるような物ではありませんし、認知症が進んだ場合には売却の意思確認が取れなくなるため、売却も一筋縄では行きません。

ですから、施設入所等の予定が近々無いとしても、不動産価格が大体いくらくらいになるのか?(将来施設のお金まかなえるのか?)売却意外で資産を現金化する方法はあるのか?また実際売却する時の手順はどんな風になるのか?という部分は早めに把握しておきましょう。

名称、方法
備考
売却
単純に売却。一括で大きな金額を得られるが家族等が住み続けたい場合は検討外。
自宅を担保にお金借りる
リバースモゲージ
自宅を担保にして金融期間から借り入れ。契約者が死亡時に不動産を金融機関が売却し、借り入れを返済。自宅に住みながらお金を作る事が可能。融資は年of月ごと等で受取。
自宅を売却後に借り直す
ハウスリースバック
自宅を担保にして金融期間から借り入れ。契約者が死亡時に不動産を金融機関が売却し、借り入れを返済。自宅に住みながらお金を作る事が可能。融資は年of月ごと等で受取。
自宅を賃貸してお金作るマイホーム借り上げ制度
第三者に自宅を賃貸。貸し出しなので、家族等が住み続ける事は不可だが、所有権を残す事が出来ることがメリット。

在宅で出来る仕事で介護費用を稼ぐ

介護が負担が大きくなり、外での仕事を続けられなくなってしまった。こいう状況になってしまうと、金銭面でもかなり苦しい状況に追いやられてしまいます。

実際私自身、介護と仕事の両立が厳しくなり、仕事を辞めてしまった経験があります。

介護離職してしまうくらいなら、会社の給料の半分を注ぎ込んでも良いから、介護サービスを使って仕事と介護の両立を図るべき。

今となってはこんな風に考えている私ですが、あの当時は仕事を辞めて介護に専念するというという方法しか頭にありませんでしたし、今現状介護されている方にもそれぞれ事情があって、会社を辞めざるを得ない状況の方もいらっしゃると思います。

そんな方に向けて、在宅でも出来るお仕事を紹介しておきます。実際以下の在宅ワークでフルタイムの正社並に稼ぐのは難しい部分ありますが月数万~10万程度であれば可能だと思います(私の最高月収はライティング業務で月20万程度)

名称
詳細
お小遣いサイト
(ポイントサイト)
簡単はアンケート、ゲーム、懸賞などでお金を稼ぐ方法、誰でも自宅で簡単に稼げるが、まとまったお金にはならない。月数万が限界。
クラウドソーシング
(データ入力、ライティング等)
文字おこし、データ入力、ライティング等の業務をネットで受注する。専門性がない場合は、時給500円~1000円程度。ただし、スキルアップすれば時給2000円程度の仕事はあり。
アフィリエイト
WEBサイトやブログを作成。広告を掲載し、広告料を稼ぐ。人気サイト、人気ブログになり、アクセスが多ければ数十万という報酬も可能。ただし、現実的には稼げない人が殆どで、稼げたとしても期間が数年は必要

大きな金額を稼ぐ事は現実的に不可能ですが、ポイントサイトが1番簡単に稼げるので最初はおすすめです。とっかかりとしては1番良いでしょう。

ただし、伸びしろがあまり無いので、長い目で見れば1番おすすめなのはクラウドソーシングでのお仕事です。

特にライティングの業務であれば基本的には資格が必要だったり、特別な知識が必要という事無く、パソコンさえあればお仕事が出来ます。さらに、専門的(イラスト、プログラミング)等々のスキルがある場合は結構高単価をお仕事もあります。

アフィリエイトは1番大きな金額稼げる可能性がありますが、速攻性はないですし、稼ぐのはなかなか大変なのであまりおすすめはしません。とはいえ、すでにブログ等をやっている場合、これからブログ等を始める場合、広告を貼り付けるだけである程度アクセスに応じてお金が入ってくるので、挑戦してみる価値はあるかもしれません。

株やFX等の投資は稼ぐどころか減る可能性もあり、計画が立てにくいのでおすすめしません(私はかなり損しました・・・)また従来型の内職もまとまった金額を稼ぐのはかなり難しいのでおすすめしません。

国の補助や控除を使って介護費用を節約

不動産の売却や在宅ワークでお金を作るという事も大切ですが、それと同じくらい出費を減らすという事も重要です。

特に介護関係の出費については、高額になった場合様々な控除等が用意されていますが、自動的にお金が戻ってきたり、控除が受けられるわけではなく、こちら側からのアクションが必要です。つまり控除制度、還付制度に存在を知らない場合永遠に損をし続けます。

控除、手当
概要
高額サービス費制度
月あたりの介護保険内サービスの料金が高額になった場合、基準オーバー分が還付される制度
高額療養費費制度
月あたりの医療費が高額になった場合、請求を行えば基準オーバー分が還付される制度
特別障害者手当
重度の障害によって常時特別な介護を必要として場合月額2万6200円支給。認知症末期なら手当対象の場合あり
精神障害者福祉手帳
精神障害者福祉手帳の交付を受ける事により、様々な控除、手当、優遇あり。認知症も基本的には手帳の交付対象
医療費控除
生計を一にする家族や親族の年間医療費が10万を超えた場合200万までが控除対象になる
例:控除200万で税率20%の場合は単純計算で20万節税
扶養控除
認知症によって親の食が下がった場合は扶養家族対象。同居58万円、別居48万円の控除が可
例:控除58万円で税率20%の場合単純計算で10万6000円の節税
世帯分離
世帯によって決定されている税金(健康保険、介護保険等)を安くする効果あり、同居であっても世帯分離は可能で、親の収入が無くなった場合には要検討
生命保険
高度紹介保険金制度
生命保険に加入している場合、重度の認知症の場合は、死亡時と同額の高度障害保険金を受け取れる可能性あり。保険によって対応は違うが要確認

財産、収入、出費の状況によって受けらる控除や手当が変わって来ますので、個人で完璧に損なく活用するのは正直言ってかなり難しいとは思います。

しかし、上記の手当や控除を受けない場合、通常年数十万程度。状況によっては100万円以上も負担額が変わって来ます。

そのため、1度で全部理解出来ないとしても『負担を軽減出来るような上記のような制度がある』という事だけでも頭に入れておくことが大切です。

また、控除等や手当の詳しい計算については無料で問い合わせる事が出来るサイトもありますので、該当しそうな物があれば専門家にアドバイスを貰うというのもおすすめです。

控除や手当は国が勝手に適応してくれる物ではないので、損をしない努力が必要になります。




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