認知症患者の各種保険会社の契約解除は成年後見人が必要?




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お金があれば全てが解決する訳ではありませんが、使えるお金が多ければ多いほど、介護における選択肢が広がり、結果的に介護者も認知症患者もよりより生活を送る事が出来ます。

そこで検討したいのが保険周りの契約。保険は毎月お金がかかる事は勿論ですが、種類によっては解約時にお金が返ってくる物もあります。

勿論契約している意味がある保険であれば、解約する必要はありませんが、必要以上に保険を契約しすぎて財政を圧迫しているというケースも少なくありません。

そのため認知症の介護でまとまったお金が必要になった場合に保険の見直しをおすすめします。

ただし注意点が一つ。それは認知症患者の場合は保険の契約を変更する事が出来ない可能性があるという事です。

管理人
うちの母も医療保険の他に積み立て保険、それにプラスして生命保険が3種類と保険の出費だけでかなりの額に・・。

そのおかげで解約時それなりのキャッシュを作る事が出来ました。今の老人は私達が考えられないくらいの保険に入っていたりするので、保険内容の見直しは必須です。

認知症だと各種保険の契約解除が不可能なケースがある?

保険の契約内容の変更、解約は『契約』です。ですから保険の契約者に医師判断能力が無い場合は、契約を解除する事は出来ません。これは家族であっても同じです。

では保険解約における意思判断能力とはどれくらいの求められるのか?と言うと保険各社によって若干の違いはあるようですが主に以下2点が最低現必要になって来ます。

1.直説、又は電話等で保険会社に本人が解約の意思を伝える事が出来る。
2.本人が契約変更、解除に必要な書類に捺印、記入する事が出来る。

契約の変更、解除には上記2点が最低現必要になってきますので、認知症が進んだ状態では保険の契約解除を行う事が難しくなります。

あくまでもこれをやったらダメですよという悪い例

保険会社には電話で解約の誰かが本人のふりをして行う、解約に必要な書類を誰かが書く。これで契約変更は出来てしまうかもしれません。

ただし、解約の意思を伝えられない方の契約を誰かが勝手に行う事は違法です。誰が訴えるのかは知りませんが・・・。

という事でもし契約解除の意思表示が出来ない場合には保険の契約を解除する事が出来ません。

本人も契約が解除出来ない、家族にも出来ないそうなってしまった場合に契約を解除するには成年後見人を立てて契約を解除する必要があります。

まとめ

家族としては意思の疎通ができていたとしても、一般的に意思判断が認められないような状態になってしまうと、保険の契約変更をはじめ、定期預金の解約、不動産の売却など契約が厳密なものに関しては身動きが取れなくなってしまいます。

そうなってしまうと成年後見人を立てて全てを勧めなければいけません。

勿論成年後見人を立てれば詐欺の被害を受けにくい等認知症の患者の財産を守る上で大きなメリットもありますが、手続き等が複雑というデメリットの大きいと個人的には感じています。

お金周りのことはなかなか口に出しにくい問題だとは思いますが、認知症の場合は本人の意思判断能力が対外的に認められるうちにしっかり話を進めておくべきでしょう。




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