認知症の親の医療保険を確認。代理で保険金を請求する。




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親が入院してしまったり、介護の費用が多くかかった場合経済負担を減らす方法として下記表のようなものがあります。

負担軽減策
概要
高額介護サービス費制度
介護保険サービス内での介護費用が多くかかった場合に使える制度。所得あたりの上限を設定しそれを超えた額を払い戻し。
高額療養費制度
親が入院したり、不意なタイミングで医療費が多くかかった。所得あたりの上限を設定しそれを超えた額を払い戻し。
医療費控除
所得ごとに年間あたりの上限を決めて、オーバーした場合には減税

これらは国の制度としてあるもので、基本的には誰でも対象となるため見落としにくいですが、見落としがちな部分として民間の医療保険の存在があります。

特に被介護者が認知症の場合等は、本人が入っている保険について覚えていない場合等も多いため、本来請求出来るはず給付金が未請求になってしまっていると言うケースが多々あります。

そこで、今回はそのような損を防ぐために、親の加入保険の調べ方、そして代理で給付金を請求する方法について解説していきます。

認知症の親の加入保険を調べる方法

親が元気なうちに、しっかり加入保険の事を聞いておけば良かった・・・なんて考えても後の祭り(笑)親が加入している保険について覚えていないのであれば、子が加入保険について調べるしかありません。

正直言って、決定的な方法は無いのですが、方法は2つ。

1.家を徹底的に探す。

すごい情報を書くと見せかけて誰でも思いつく方法ですが(笑)まずはこれをしましょう。保険に加入しているのであれば保険証証という契約事項をまとめた書類を保管してあるはずです。また加入保険会社から郵便物等が来ている場合も多いので、そこから加入保険を見つける事が出来ます。

2.預金口座、通帳、クレジットカード明細を確認する

家の中を探ってもノーヒントだった場合には次の手段。現金の流れを確認します。民間の保険に加入している場合は支払履歴等があるので、持っているクレジットカードや口座を開設している銀行の情報等を見れば大抵の場合加入情況が分かります。

親の保険を子が代理で請求【指定代理請求制度】

やっとの思いで加入保険を調べ終わった所で次のハードルとなるのが、請求の問題。

というのも保険請求は本来であれば被保険者である親本人が行う必要があるのです。これが親が認知症の場合だと難しいケースが少なくありません。

とはいえ医療保険の請求程度であれば、基本的にはなあなあで子が代理請求出来るケース多いのですが、場合によっては頭が固い保険会社もありますし、今回は関係ありませんが、生命保険等ではこのあたりは厳密に管理されます。

そこで、覚えておきたいので【指定代理請求制度】

被保険者が自ら保険の請求手続きをできない場合にあらかじめ定めておいた指定代理人が請求できるという制度です。大抵の保険会社の場合は加入時に指定代理人を定めているので、請求出来なかった場合はこの部分を確認しましょう。

指定代理人として子が含まれいているケースもあります。

過去3年に遡って請求可能。忘れていたと諦めない

過去に遡って請求する事も可能です。これは会社によって規約が違うようですが、大手であれば基本的には3年というケースが多いです。

この記事を読んだ段階で過去に遡って請求出来そうな場合は是非請求してみましょう。

認知症の親の医療保険を確認。代理で保険金を請求するのまとめ

私達の親世代(この記事を書いている私は1977年生まれ)だと私達では考えられないくらい多くの保険に入っているケースも少なくありません。

私の親の場合も生命保険だけで何故か3社、医療保険だけで4社も加入していました。となると何かあった時に請求出来る金額も大きいので請求漏れは非常に勿体ないため、請求漏れがないように親の保険についてはしっかり確認しておきましょう。

管理人
こういう事がある度に親が元気なうちにこのあたりを確認しておけば楽だったなぁと思います。ほんと後になって色々やるのは大変なので、このあたりの部分は早め早めで対策して行きたいです。




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